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2004年度(社)出雲青年会議所
理事長 福田康伴
●プロフィール
1964年 3月 2日生まれ
(株)島根再資源化研究所 代表取締役社長
(株)イズコン 専務取締役 |
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2004年度スローガン

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理事長所信
2004年度理事長 福田康伴
今、我が国は先の見えない大変革期を迎えています。従来の考え方や固定観念に固執せず、現実に即した対応が私達の地域や企業にも求められています。こうした社会の動向は企業人である私達JCメンバーにとっても、JC活動や価値観の形成など、様々な面で影響を与えているものと思います。しかし、未来は誰の手によって創られているのでしょうか。そして、何のために私達はJC活動を行っているのでしょうか。目先のことにとらわれず、未来に向けてどんな夢を描き、進んでいくのかを自分に問いかけてみて下さい。
私には「多くの従業員とそのご家族の生活基盤となり、社業を通じて地域への社会貢献を果たしてきた家業を先代より引き継ぎ、、社会から、より必要とされる企業として成長させたい」という夢があります。このように公言できるようになったのは、そう前のことではありません。企業後継者という肩書きは自らが乗り越えなければならない大きな壁であり、乏しい経験や実績、リーダーとしての資質のなさに、悩み苦しんだ日々を思い出します。とはいえ、未だ自分の目指す人間形成が確立されているわけではなく、不安や悩みが消えることはありません。ただ今では、不安や悩みに対して前向きに取り組むことで自分が成長できると考えています。相手の喜びが自分の喜びとなり、多くの人を理解し信頼するという相互関係を育むということが大切だと考えられるようになった自分を嬉しく思います。JC活動を通して得ることができた、様々な「気づき」が、このような私の行動や判断につながる、自らの確たる基準形成に影響を与えてくれました。
JCには積極的に参加し主体的に活動する姿勢があれば、自らの可能性を最大発揮できる場と、潜在的能力や前向きな考え方を引き出してくれるシステムがあります。そして、智恵を出し合い叱咤激励し、身体を張って努力することで、一生忘れることのない感動と友情を育んでくれます。ほんのちょっとの勇気や、前向きな姿勢が、自分を考え、夢を大きく育んでくれるのです。JCはそのきっかけづくりと後押しをしてくれます。目の前にあるこんなすばらしいチャンスを逃さないで下さい。
戦国時代真っ只中、後に天下を統一した豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎と名乗っていた頃、周囲の若者は誰もが一国一城の主になるのが夢だったようです。ところが、秀吉公自信は「今日の百石持ちから、もう百石貰えるようになりたい」と周囲には言っていました。秀吉公としては、当然夢は一国一城の主ではあるけれど、その果てしない夢を追い求めるために、自分の立場や周囲の環境は今どんな状況で、手柄を立てるために何をすればよいのかを考え行動したいということです。
私達にも「明るい豊かな社会」の構築という大きな夢があります。この根幹が永遠に変わることはありません。大切なことはこの夢の実現に向けて「今」何を考え、何をなすべきかということではないでしょうか。但し、何かをやろうと思った時、その必要性を知っていても、それを先送りをして動かなければ何も結果は出ません。成功も失敗も、まずは「動く」ことから始まります。
私の考える「動く」ことは、事業に関わる部分はもとより、制度や手法あるいは慣性、意識など、幅広い事柄に対する、新たな形づくりや転換に挑戦することでもあります。私は、その結果や取組みのプロセスの中に、新しい発見や感動、そして反省が生まれると考えています。それが組織やメンバー自身の輝きとなり、地域や企業の活性化、そして未来へとつながる、JCの価値であると信じて積極的な取組みを展開します。
NPOやボランティア団体が、様々な公的活動を行っている今、「JCだからこそできる」ことが求められています。JC活動は常に未来志向であり、情熱と行動がそのキーワードだと考えます。社会からの期待に応えるためにも、メンバー全員が、JC活動に自信と誇りを持って前進しなければなりません。
私は2004年度(社)出雲青年会議所のトップとして、夢と希望に溢れる明るい豊かな社会の実現を目指し、多くの先輩方によって築き上げられた伝統(出雲JC風土)をしっかりと引き継ぎつつ、時流に即しに発想や視点も積極的に取り入れ、個性豊かな才能を持つすばらしいメンバーの皆様とともに、臆することなく、全身全霊をかけて積極果敢に動きます。
動 it now
〜すべては未来のために〜
どうか絶大なるご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
具 体 的 政 策
(1)長期、短期の展望と事業展開
2004年度は(社)出雲青年会議所の掲げる中期ビジョン「新交流都市IZUMO構想」の実現に向けた活動の2年目となります。
私は、その機軸となる2つの活動指針について、さらに一歩踏み込んだアプローチを実施したいと考えています。
<地域の価値を活かした住民参加型システムの構築について>
出雲JCは中期ビジョンの実現に向けて、「まつり」をその手法と表現の場とし「オロチまつり」へ参画しています。@出雲を代表する「まつり」としてのにぎわい創造A行政や他団体との協働による自主運営システム確立B地域の価値の一つである「神話」をまつりの随所に取り入れることによる、神話を活かしたまちづくり意識の広がり、という3つの目標を持って取組んでいます。
2004年度も、オロチまつりへの参画を積極的に図ります。特に、自主運営システムの確立に向けた取組みと、出雲JCが「まつりによるまちづくり」に取組む意義の情熱発信に力を入れたいと考えています。また、次の展開に向けた検討を実施します。
<「グローバルな視点を持つ」人材の育成と輩出について>
「国民生活は今より豊かになる」という質問に対し「そう思う」と答えた日本の中・高校生の割合は30%、韓国63%、米国78%、中国85%でした。これは(財)日本青年研究所の報告資料です。他の将来に関わる質問も同様の結果でした。夢を描けない、国の将来に希望を持てない子供達が、私達の地域の将来に希望を持てるでしょうか。市町村合併という地域の転換期、子供達が幅広い視点で物事を捉え、現在そしてこれからも住み続ける地域(まち)に誇りを持ち、明るい夢を育むことのできる事を展開したいと思います。
一方、魅力あるJCとなるために、全員の資質向上にも力を入れます。(社)日本青年会議所も「2000年代運動方針」の中で、今後のJC活動の機軸は「人間力開発」であると明記しています。LDプログラムはもとよりあらゆる機会を活用し、メンバーのためになる、メンバーの自信につながるセミナー等、積極的に開催したいと考えています。
(2)組織並びに運営について
出雲JCには人を育む風土と、組織としての強い体質がありますが、私はより強い出雲JCとするため、3つのテーマを持って組織運営を進めます。
第1は年会費の見直しです。公益法人会計への取組みを勘果すれば、容易に出来ないことは承知しています。全体枠を縮小した場合の事業費確保、固定費の抑制をどう行うかが公益法人会計としてのポイントとなります。しかし、たとえ限られた事業予算であっても何倍もの価値を生み出す事業に挑戦する精神こそが修練でありJCであることを忘れてはいけません。厳しさの中で生まれる発想やノウハウは、組織強化に直結すると考えます。
第2は会員拡大です。会員拡大はJCを広くPRできると同時に、世間の評価を知り、方向性を確認することにもつながります。私達と同じ志を持つ人の輪を広げる会員拡大こそJC運動そのものであり、自信を持った会員拡大は必ず相手に伝わるはずです。会員拡大の意義を全メンバーで確認し、多くの会員獲得に向けて全力で取組みます。また、日常的な広報活動は会員拡大に限らず、JC活動の意義を広域に認知していただく上で極めて重要です。メディアを利用した事業取材を主体に効果的なPRを実施したいと考えます。
第3は、委員会、協議会の活性化と総務の進化です。委員会、協議会は強い組織の原点であり、その活性化は常に挑戦するテーマです。また、組織の核である総務が、情報活用、文書管理など様々な面で、先進性を持った前向きな取組みを実施することも、組織強化には欠かせません。以上の3つのテーマに加え出雲圏域の合併が実現に向かう中、合併後私達はどうするのかという組織の将来に向けた課題もあります。いかなる場合にも対応しうる、様々な検討を重ねておく必要があると考えます。そして、2004年度は「第30回島根ブロック会員大会」を出雲JCの主管により開催します。身近な日本JCである島根ブロックの活力が各LOMの活性化につながり胸に輝くJCバッチが会員同士のの出会いの架け橋となることを願い、新たな起点となる記念大会を目指します。
大地が豊かであれば大木が育ちます。そして大木には葉が繁り豊かに実り、やがて葉は落ちてより豊かな大地が形成されます。JCの組織も大地と木の関係と同じではないでしょうか。育てる、引き継ぐ、そして時には時代変化への大胆な適応を行うことによって、未来につながる素晴らしい出雲JCを共に目指して行きましょう。
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