JCマーク 社団法人出雲青年会議所ロゴ

トップページ

What’s出雲JC
理事長所信
活動方針
役員紹介
今年度組織図
出雲JCプロフィール

事業報告
各委員会事業報告
過去の事業報告
関連事業
昨年度
 事業報告・収支決算

中期ビジョン
ネットワークセンター
リンク
お問い合わせ
メンバーオンリー


理事長より皆様へ

2006年度(社)出雲青年会議所
理事長 石田修司


●プロフィール
1967年 10月 24日生まれ
山陰中央新報出雲東部専売店

2006年度スローガン
理事長所信

物が溢れ、生活が便利になり贅沢が当たり前となりました。食べ物も平気で捨てる時代です。人間は、何の不自由さも無くなると感覚が麻痺してくるのでしょう。物がたくさん与えられていると、本来ならば感謝すべきなのに、逆に与えてもらえないわずかなことに不満を言うようになります。また、大切な物が目の前にあって、自分で手を伸ばしさえすれば、それを掴むことができるのに、おっくうがって見過ごします。便利さや贅沢と引き換えに、人としての素直さと美徳を失ってしまったのではないかと感じます。

我が国は、人為的な力によって、本来あるものが覆いつくされ見えなくなってきています。大地はアスファルトで蓋をされ、樹木や農作物は、わざわざ環境に耐えられるよう改良されました。大気や海や森は汚染され、本来そこを棲みかとしていた生物は、人間によって締め出され、生きるために新たな場所を求めさまよいます。正に人のエゴによって世の中が創り変えられています。

戦後60年が経過した今、確かに生活は豊かになりました。しかし、これで良いのでしょうか。日本人は更なる快適を追い求め、急成長を成し遂げたがゆえに、足元を見失っています。今こそ本質を確かめる時なのです。物質的豊かさや生活の快適性ばかりでなく、心のあり方を考えねばならないと強く私は思います。目に見える部分だけに惑わされず、あらゆる角度から物事の本質を見極める鋭い心の働きが必要です。これが「心眼」なのです。人と人とが心で繋がり、互いが思いやり、喜びを感じて生きられる社会こそが、人が人として生きて行ける社会だと私は信じます。今こそ「心眼」を開き、しっかりと地に足をつけ、本来あるべき姿となるべく新たなスタートをきるのです。

昭和32年1月「われわれ青年の正義感と実行力を郷土・祖国・人類同胞の前進発展に奉仕せしめるにある。」と謳った創立総会宣言と共に、(社)出雲青年会議所は始動しました。敗戦後の混乱期を乗り越えた青年が、高き志を掲げてから今、時が流れ50年目を迎えます。この半世紀の間、先輩方の弛まぬ努力と、地域の未来を見据え時代に即応した輝かしい様々な活動が展開され、着実な歩みで今日まで連綿と受け継がれてきました。その重みを心に据えた行動こそが、我々にとって何よりも大切であると考えます。

2005年、新出雲市が誕生したことも踏まえ、我々は今まで以上に地域を見る目を広げ、それぞれのまちの特色を活かすと共に、それを全体で融合し且つ郷土の価値を共有した活動や運動を行う必要があるのです。

今この節目に、「心眼」をもって青年会議所活動を考えると、二つの方向性が見えてきます。学校教育を含めPTA、地域社会等の活動は、基本的に各々の地域や団体の枠組みがあっての働きです。しかし、青年会議所は、限定される枠組みを持たず、自らが主体性を持って活動や主張のできる、地域社会から認められた公益団体です。そこが他団体と違う青年会議所の特質であり、その特質を活かした活動を展開することが重要です。また、地域の豊かさや発展は、行政や公的機関に頼るのではなく、住民が主体的に行動し、自らの手によって成し遂げなければならないのです。その実現に向けて、青年会議所が組織として積極的に関わって活動しなければなりません。私は、この二つの方向性が青年会議所の役割であると確信しています。また、これらの役割に必要となるのが地域のリーダーであり、我々は、そのリーダーとなるために、全ての青年会議所活動を通じて、各々が資質向上を図らねばなりません。そして、様々な事業で得た経験と知恵を、地域に還元することが、我々の責務であり、より一層の公益性にも結びつくものと信じます。

私は、非凡な才能を持っているはずもない平凡な人間です。しかし、自分の力量を自ら限定することなく、何事にも前向きに、そして万事が修練だと捉え、しっかりと取り組む覚悟です。子どもたちが長い人生を歩んでいく上で、夢と喜びを感じながら、人を思いやる心を抱いて成長できる、そんな世の中を目指し、自らの「心眼」に問いかけ、ただひたすら行動いたします。

命あるものは限られた時間を生きて行きます。そうであるなら、上辺や見掛けを取り繕うのではなく、「心眼」を開いて導いた、正しいと信じる心のままに、堂々と進もうではありませんか。

この1年、志高きメンバーの皆様と共に活動できることを感謝し、気力、体力の全てを傾け粉骨砕身いたします。どうか絶大なるご支援とご協力を何卒お願いいたします。


具体的政策

@長期、短期の展望と事業展開について
 (社)出雲青年会議所の中期ビジョンである「新交流都市IZUMO構想」が4年目に入ります。この活動方針の下、様々な事業を展開し、その成果として生み出されたものは、貴重な財産となり着実にその効果を上げています。今後は、過去の取り組みをこの先どう進展させていくかが重要な鍵となります。また、地域を共有する三つの青年会議所が、互いの立場を尊重し、住民及び行政、関係団体に違和感無く受け入れられるよう協力し合うことも必要となってくるのではないでしょうか。以上のことを踏まえて一層の飛躍を目指し果敢に活動します。

〈地域の価値を活かした住民参加型システムの構築について〉
 2006年度も地域の価値を共有できる出雲圏域を視野に入れた活動を展開します。過去3年に亘っては、この活動指針を構築する手段及び出雲青年会議所の主張表現の場を、いずもオロチまつりに反映し積極的に参画してきました。その結果、様々な成果を上げ、確かな歩みで動き出しました。2006年度はこの実績を踏まえ、地域を見る視野をより広げ尚一層の具現化に向けた活動を推進します。特にその手法や表現の場はオロチまつりに固執せず、その目的を十分に果たすことを主眼に置いた実践的な取り組みをします。但し、大切なことは、出雲の象徴を神話とする考えに基づいた「神話が息づくまちづくり」であることに何ら変わりはありません。出雲圏域住民が、真にこの神話という郷土のアイデンティティーを享受し、地域社会全体が連携し、主体的に動くよう取り組みます。住民が郷土に誇りを感じ、世代を超えたふれあいが生まれるまちを創造するため能動的に活動します。

〈「グローバルな視点を持つ」人材の育成と輩出について〉
 日本の社会では、子どもたちが加害者あるいは被害者となる犯罪が多発し、そしてその凶悪化には歯止めがかからず、最も尊ぶべき大切な命が失われていっています。人の命を奪うという冒?は、許されざる行為の最たるものですが、自分の満足のために、人の心を平気で傷つける社会があるのなら、それはとても心の貧しい社会だと憂います。この飽食の時代、日本人のもつ人の心が、薄れてしまっているのではないでしょうか。我々は何不自由なく生活し、食糧を始め物があるのが当たり前だと錯覚しているのではないかとも思います。この当たり前を、ほんのわずかだけでも、心の底から欲して願う国の人たちがいることを、忘れてはならないのです。極度の貧困やエイズ問題に苦しむ平均寿命が45歳の国は、生きていくことさえも叶わない現実があるのです。その国の人たちが、どんな苦境にさらされているのか、また、その苦境の中を、負けずに必死に生きていることを考えれば、日本人の満たされない欲求など、何と愚かなことなのでしょう。世代を問わず、命の尊厳と心のあり方を見つめ直す取り組みが今こそ必要なのだと確信します。

A組織並びに運営について
 組織とは、構成する個々人が、置かれたその立場をわきまえて行動し、礼を尽くして成り立つ秩序でなければならないと信じます。大切なのは、敬意と信頼と感謝といった人の心で結ばれることで、縦と横とがしっかりと連携することによって、結束力が高まり、強い力を生み出します。そんな芯の強い心で繋がった組織づくりを目指します。
 メンバー個々の青年会議所活動への取り組み姿勢は、見るもの聞くこと全てを研修と捉え、受身でなく、常に能動的に、自らの意思で行動しなければなりません。頭で考えるばかりでなく、体験したことの中から学び、自らの手で掴み取ろうとする、素直な貪欲さを持ってこそ、資質向上に繋がるのだと信じます。特に例会を始めとする諸会議に対しては、メンバー自身がその意義、目的を「心眼」をもってしっかりと認識し、義務あるいは責任を自覚して臨まねばならないと強く思います。
 (社)出雲青年会議所の中枢であり、活動の意志決定機関である協議会の目的は、委員会活動を出雲青年会議所としてより良い方向に導き出すことだと確信します。目的遂行のため「心眼」をもって何が必要かを見極め、あらゆる角度から精査する場なのです。委員会間、メンバー間の意識を一つにし、出雲青年会議所全体として、活力が溢れる協議会の場になるよう、体系的に取り組みます。
 組織を考える上で、会員拡大は大変重要です。組織力とは、決して会員数の問題だけではありません。しかし、会員が増せば活動領域、事業領域が広がり、そして何より、志高き同士を社会により多く輩出することができ、我々が目指すまちづくりに、大きなうねりを創り出すことができます。2006年度も、使命感をもって会員拡大に全力を注ぎます。
 現代社会は、人と顔を合わさずとも、今いる場所で声を出さずに会話ができる時代です。確かにITによって、社会の利便性は劇的に向上し、間違いなく人類にとって飛躍的進歩をもたらしました。反面、使い方を誤ると、心を失った無機的社会が出現するのではないかと危惧します。心の交流を貴ぶとすれば、必要悪につながる恐れが出てきます。決してそれに頼るのではなく、あくまでも、目的を達成するための道具でしかないことを肝に銘じる必要があります。このことを大前提とした上で、ITを組織運営並びに青年会議所活動に、有効且つ積極的に利用します。
 諸会議の運営は、円滑にそして適切な処理を行い、それを司るものは、常に厳格で存在感ある立場で取り仕切り、組織が規律正しい行動をとれるよう個々人の動きを日々把握しなければなりません。会議規則や定款、諸規程等を正確に理解しておくことは重要です。また、広報活動は、地域に受け入れられ、会員拡大に波及するよう迅速且つ継続的、積極的に行います。
 2006年度は(社)日本青年会議所中国地区島根ブロック協議会会長を輩出します。出雲青年会議所が、島根ブロックの中心となって活動すると共に、地区あるいは日本との連携を強固なものにすることで、島根ブロック協議会並びに出雲青年会議所の求心力を高めながら、存在感を周知します。
 また、(社)出雲青年会議所は、高邁な精神を持ち続け、2007年、創立50周年という半世紀の歴史を刻むに至ります。この歩みは、諸先輩方の信念に基づく大いなる理想を追い求めてきた証であり、その節目に向けて、過去を検証しつつ、将来への展望を見定め、余念の無い周到な準備を進めます。そして、50周年に向かって更なる飛躍をするのです。

最後に、我々は、未完成の人間であるからこそ、常に向上心を携えている必要があります。自分の囲いを取り払って、勇気ある一歩を踏み出し、自らの秘めたる可能性に挑戦しようではありませんか。

 
Copyright (c) 2005 IZUMO Junior Chamber,Inc. All Rights Reserved.